Giardinelli Trombone Mouthpiece Chart

 70's catalogue data
 Giardinelli_Trombone
 Mouthpieces
 (Screw Rims, S, F, W)
 Inner_Rim
 Diameter metric
 (mm)
 Inner_Rim
 Diameter
 (inch)
 Bore_metric
 (mm)
 Bore
 (inch)
 6M 24,60 0.9684 5,80 0.2283
 6D 24,60 0.9684 5,95 0.2342
 5M 24,99 0.9838 5,95 0.2342
 5D 24,99 0.9838 5,95 0.2342
 4M 25,40 1.0000 5,95 0.2342
 4D 25,40 1.0000 5,95 0.2342
 3M 26,18 1.0306 6,34 0.2496
 3D 26,18 1.0306 6,34 0.2496
 3GM 26,18 1.0306 6,74 0.2653
 3G 26,18 1.0306 7,05 0.2775
 2GM 26,58 1.0464 6,74 0.2653
 2G 26,58 1.0464 7,14 0.2810
 1GM 26,98 1.0621 6,74 0.2653
 1G 26,98 1.0621 7,14 0.2810
 Non- screw rims Data from net
 Sym-AL 25,40 1.0000
 Sym-G 25,75 1.0137
 Sym-T 25,75 1.0137 6,34 0.2496
 Sym-B 26,75 1.0531 7,14 0.2810
 4C 25,40 ? 1.0000
 5C 24,99 ? 0.9838





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ジャルディネリは、マウスピース作りでは天才的なインスピレーションを持っていた事は確かだ。マイルス・デイビスやJJジョンソン、メイナード・ファーガソンも持っていたんですよね。ま、営業方針だったかもしれないが。

60年代から70年代にかけては特徴的な独自のスタイルを持ったマウスピース・メーカが数多くあった。トロンボーンはトランペットと比較して若干少ないのですが、私の好きなメーカではジャルディネリの他パービアンス、ジェットトーンなどがある。

ジャルディネリ社も、米国の多くの企業と同じ運命をたどり、会社を後世に残すことはできませんでした。しかし、ワーバートンやストーク、ブラックヒルなどジャルディネリの工房で修行した彼らがその片鱗を今に伝えている。

ジャルディネリの年代別特徴は、90年代以降の最新のものは「スモールレター」といわれ刻印の文字が小さい。これらはOEM製品と言われている。80年代は、「ラージレター」と言われる。そしてもう一つは70年代初頭以前に「ミドルレター」というものがある。これがジャルディネリの鑑定基準となるのかもしれない。ただし、70年代以前はレターサイズが落ち着かないので、はっきりとは見分けられないかもしれない。

私はミドルレター製品についていうと、マウスピースの性能をフルに発揮していると考えている。ラージレターはミドルレターの焼き直しで、弟子の製品が多いように感じます。オリジナルと比較すると、あまり感心しないが、時々70年代っぽい良くできたものに当たることもある。スモールレターは精度よくできているので当たり外れはない。ただし80年代の鳴らない(抜けが悪い)感じが嫌だ。

探すなら、ミドルレターの70年代前半までのもので状態の良い(カップ内)ものを手に入れたいものだ。

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