ドラヴィダ語族のマラヤーラム語が「いち、に、さん、し、ご・・・」の起源
以前テレビでインドに行った出演者が日本語と同じ数え方、いち、に、さん、し、ご・・・をしていると言ってた。その言語はドラヴィダ語ですか? はい、そのテレビで出演者が言っていた「日本語と同じ数え方(いち、に、さん、し、ご…)」は、ドラヴィダ語族の言語、特にマラヤーラム語(ケララ州で話される)である可能性が非常に高いです。 なぜマラヤーラム語か? マラヤーラム語の数字(1〜10)の発音は、以下のように日本語の訓読みや基本的な数え方に響きが似ていると、よく指摘されます: 1: onnu(オンヌ) → 「いち」に近い柔らかい響き 2: randu(ランドゥ / ランヌ) → 「に」に近い 3: moonu(ムーヌ) → 「さん」に近い 4: naalu(ナール) → 「し」や「よん」に通じる 5: anchu(アンチュ) → 「ご」に近い柔らかい感じ 特に1〜5あたりを早口で言うと、日本語の「いち、に、さん、し、ご」とリズムや母音の感じが近く聞こえる人が多く、YouTubeやSNSで「マラヤーラム語の数字が日本語っぽい」と比較動画が人気です。ケララ州のインド人がテレビで紹介された場合、このようなコメントが出やすいです。 他のドラヴィダ語族はどうか? タミル語: onṟu / onnu(1)、iraṇṭu / randu(2)、mūṉṟu / moonu(3)、nāṉku / naalu(4)、aintu / anchu(5)… マラヤーラム語とかなり近く、似た響きがありますが、少し硬めや古典的な発音差があります。タミル語でも「日本語に似てる」と話題になることはありますが、マラヤーラム語ほど「柔らかく日本語っぽい」と感じる人が多いようです。 カンナダ語・テルグ語: ondu(1)、eraḍu(2)、mūru(3)など。似た部分はありますが、マラヤーラム語やタミル語ほど「いち、に、さん、し、ご」の連続したリズムに近くない場合が多いです。 ドラヴィダ語族全体で数字の語彙は祖語から似通っていますが、マラヤーラム語が特に「日本語の数え方に聞こえる」とテレビやネットで取り上げられやすいです。 注意点:これは「数字の響き」の話で、助数詞(数え方)とは別 前回の会話で触れたように、ドラヴィダ語族には日本語のような多様な助数詞(個、枚、...